2009年12月29日

景気のわるい話ばかりの2009年が終わります。スタジオダックスとしては10周年の区切りの年でしたが、幸い忙しく働かせて頂ける事ができ、お客様、そして関係者の皆さま、ありがとうございました。

来年はどうなるのかな?

まぁのんびりじっくり、例年と同じスタンスでいきましょう。それでは皆さま、良いお年をお迎え下さいませ。

2009年12月20日

もう何年も実家に帰ってないなぁ。この年末年始もなんだかバタバタしてそうだからちょっと無理か。ちょうどリフォーム現場が一段落したところだ。そうだ・・突然だけど田舎に帰ろう!

瀬戸内海に面した小さな街。数年ぶりに見る風景はとても寒々しいものでした。夜6時に到着したのに駅前は人も車もまばらな深夜の風情だ。駅前の百貨店跡地が更地のまま放置され、入居者募集の店舗スペースだらけで真っ暗だ。

変わらない場所もあればすっかり変わった場所もある。みな歳をとり世代が交代しながらゆっくり変化していくんだな。こんなのんびりした時間の流れも悪くないね。
天気予報を見るかぎり、東京とほぼ同じ気温の日だったけど、なんだかシンシンと寒い!!この田舎での生活は18年。その後東京に出てから27年とすっかり東京生活の方が長くなったから忘れていた。冬は寒いんだ。人や車や機械などの密度がつまった東京などの大都市は不自然に暖かいことを実感したのでした。

新幹線や飛行機などに一人で乗る時、よっぽど空いていないと隣に誰かが座ります。それは自由席だろうが指定、グリーン車でも同じ事。これがイヤなんだよね。窓側だと移動するとき隣に気をつかう。通路側だと隣の人の移動を考えたらおちおち寝てもいられない。私は見た目と違って繊細なのだ。

今回の帰省ですてきな出会いがありました。乗り継ぎで乗った各駅停車の「こだま」で1人席を発見!!スバラシイ。足を組もうが延ばそうが広げようが自在です。横の通路もムダに広くて心地よい。あぁ、約30分しか味わえないなんてもったいないな〜。
ひと車両に2〜3人しか乗っていないガラガラの新幹線で悦に入るおやぢが一人。

2009年11月21日

なんだかんだで忙しく、すっかりサイトを放置している間に秋をすっ飛ばして冬の気配です。先日は扇風機の掃除をして片付けたけど、まぁキレイな事。それだけ涼しい夏だったんだねぇ。この晩秋もなんだか暖かく、と思ったら記録的な寒さが突然来たりして、やっぱり変な気候は続きます。
その間に芸能人が悪い事やって、ノム爺は隠居し、滝クリもオイシイ方へ移籍した。そしてアッサリ政権も交代した。それについてはいっぱいツッコミたい事もあるけど、新よとうは旧よとうが汚しまくった部屋の掃除を始めたばかりで、すべてはこれからなのでとにかく見守ろう。それより新やとうの不慣れっぷりがあまりに見事で笑えます。ところで、事業仕分けっつうやつはオモロイな。たとえパフォーマンス含みだとしても、こんなモンを一般公開するなんて旧よとうでは絶対ありえない事件です。

そして全国のM男のみなさまにとっては至福の時間だった事でしょう。

先生!もっとしかって下さい!一方的に責めて下さい!あぁ・・いぢめて・・。

普段の私はデザイナーとしてデスクワークが多いけど、工事が始まると一転、なんでも屋に変身します。職人達には頼めない様な面倒な部分やこだわる所を実験も含めて自ら手を入れるんだな。
私は車を持っていない。免許すらないのですべての移動は公共交通機関を利用します。まぁ東京で仕事している分にはまったく困る事はないんだけど、なんでも屋として必要な工具や材料は当然ながらちまちまと公共交通機関で運ぶ事となります。

先日は米国の大棟梁という偉い大工さん?が来日したとかで、駅にはウジャウジャおまわりさんが増殖しています。

そんな中をこんなとっても怪しいおやぢが歩いているのに誰も職務質問してこない。正面からおまわりさんが歩いて来ても、ガンつけながらズカズカ直進するとおまわりさんの方がスッと道をあける始末。人のよさそうなおまわりさんなんかオバチャン軍団やお上りさん御一行の標的になって駅員あつかいになってる。これでいいのかなぁ?あぶないモン持ってるけど?
たぶん、本当にヤバイ人達っていたって普通の格好して人波に溶け込むんだろうね。こんな目立ったヤツなんて眼中にもなさそうだ。う〜ん・・古レンガをカバンにつめて歩いてるヤツなんか日本中探してもそうは居ないと思うんだけどな〜。つまらん。

2009年8月27日

自宅マンションが定期的な小規模修繕中。今回は鉄部のペンキ塗りと共用部分の床の改修らしいです。雨や雪の日にとても滑り易かった共用外部廊下がノンスリップのシート貼りに生まれかわりました。古いマンションですが、こういった管理はしっかりしていて素晴らしいですね!!

さてとっ・・・
なんでこの色なんだ? ビーチかっ!

いっぱい選択肢がある中でなんでこの色を選んだのか?まったく理解できない。実は施工会社がこの色を選んだ根拠は容易に想像できます。それは玄関ドアの色にコーディネートしちゃったこと。う〜ん・・理解不能だ。完全にコーディネートする方向性が間違っている。そもそも玄関ドアの色がこの中途半端な肌色である不思議にまで話はさかのぼる事になります。ナ〜ンにも考えないとこうなるという典型的な事例。滑らないしキレイになってよかったね。美しかったらもっとよかったのにねぇ・・と言う他の住民達は疑問にも感じないであろう軽〜いお話。

たまに新築のマンションや戸建のリフォームをする事があり、その度に思うのは設計者やインテリアコーディネーターがナ〜ンも考えないで造っちゃってるねぇ・・と言う事。使っているパーツや内装素材単品で見れば決して悪くはないけど、全体のバランスや使い方を間違っている事がやたらと多い。プランだってもうちょっと考えるだけで劇的に住み易くなるのにな〜と思うことしかり。大多数の人達はそれらを疑問にすら感じないで「キレイ」だから購入するんだな・・。疑問に感じた少数派が新築なのにリフォームをしようと考える。ウ〜ん、やっぱり我々の方が一般的な感覚からズレていると解釈するのが正しいのか?

古来より日本の美意識や建築様式などは世界に誇れるモノでした。ところが近代の日本建築、インテリアデザインは経済優先、防災優先。いつのまにやら個性や美意識は欠落し、それが普通になっちゃった。

建築を数値だけで見る学者さんや役人の都合でメチャクチャになっている建築関連の様々な法規。住居とは名ばかりの「ただの箱」ばかり量産するデベロッパー達。

ミ〜ンミ〜ン実に暑くるしい。

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